PCからこのメールを見たときと,スマホで見たときで,多少印象が違うのですが,
これは,騙されるヒトがいるだろうなと思われるメールの内容。
とくにふだんあまり車に乗らないけれど,たまに高速を使うことがある人で,ETCが装備されている人は,
「あれ?ETCサービスが無効に?」と思わせる狡猾な手口
メールのタイトルが「情報を知らせる」だけなので,この素っ気なさが事務的で,かえって怪しいのだけれど
メールの初っぱなが,
「ETCサービスをご利用のお客様:ETCサービスは無効になりました。
引き続きサービスをご利用いただきたい場合は、下記リンクより詳細をご確認ください。」
とリンクしてあるURLをクリック(タップ)したくなる誘導の巧さ(←褒めてない)。
実際のところ,ETCの明細照会サービスは,オフィシャルサイトがあるのだけれど,
「ETC利用照会サービスからETCカードの有効期限に関するメールは一切配信しておりません」
とのこと。
ETCのオフィシャルサイトは,「https://www.etc-meisai.jp/」
なので,このフィッシング詐欺メールのURLは,「ETC」という文字は入っているものの,別物なので,ご注意を。
2021年5月11日時点で,ETC利用照会サービスをかたるフィッシングメールは確認されているようで,このページでは,下記のようなタイトルのメールで送付されていることが報告されているが,このメールは,また違う種類のもののようだ。
ETCサービス
ETCサービス通知
ETCサービスをご利用のお客様
ETCサービス
ETCサービスの一時停止メール本文には、「アカウントに異常な消費記録があります」「アカウントの安全のためにアカウントを停止いたしました」といった内容が記載されており、「アカウントをアクティブ化するため」としてリンク先のフィッシングサイトに誘導する。
本物の公式サイトのETC利用照会サービスのホームページでは,「氏名、電話番号、クレジットカード情報については取得しません」としている。
が,このURLをクリックすると飛ばされる詐欺サイトでは,これらが要求されるようだ。
メールにあるリンクは,極力開かず,ブックマークした公式サイトや,Google検索から公式サイトへ飛ぶように習慣づけることが,こうした詐欺メールに騙されないためのリテラシーになるのかと思うが,インターネットをそこそこ使える高齢者で,車も運転するような人の場合,あっさり騙されることもありそうなので,まわりの人に注意喚起をしておいた方が安全だと思われます。
くれぐれもご注意を。
2021年7月9日に新たに確認された感染者数
緊急事態宣言地域
東京:822名
沖縄:55名
まん延防止等重点措置
北海道:50名
埼玉:150名
千葉:180名
神奈川:355名
愛知:66名
京都:34名
大阪:143名
兵庫:38名
福岡:60名
全国:2,278名
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