「高崎電気館」で，ニューシネマパラダイスを観たい

この季節に限って，高崎に行くからか，でも，高崎は，夕陽がきれいな街だと思ってる（by 森高千里，いや，あれは足利だ）。

で，高崎の旧中心地にある「オリオン座」のことをちょうど記事にしたところなのだけれど，

https://mawari.com/blog/2021/11/27/takasaki-orionza/

かつて群馬県随一の賑わいを誇った「高崎中央銀座商店街」今は，かなりシャッター商店街となっているアーケード街なのだけれど，中程にある「オリオン座」が，これまでの印象とちょっと変わっていました。2003年に廃館した映画館「オリオン座」は，ほぼ廃墟と化していて，高崎中央銀座商店街の景観をかなり壊しているなぁと思っていたのですが，閉館時に上映されていた映画のタイトルがそのまま残っていたはずなのだけれど，それがスッキリ無くなって，看板が心なしか綺麗になっています。右を見ると，なんと新しくお店ができているじ...

もうひとつ，古い映画館が，高崎にはある。

え？こんな狭い路地に？っていうところにある。

「高崎電気館」
前述のオリオン座とは，目と鼻の先。1930年の群馬県には26館の映画館があったとのこと，高崎市には5館。
映画は，とても人気のある娯楽だったんですね。連日行列が絶えなかったとのこと。

「高崎電気館」は，橋本環奈版の『セーラー服と機関銃 -卒業-』のロケ地にもなった映画館で，大正2(1913)年に高崎市で初めて開館した常設映画館。
平成13(2001)年に休館して，平成26（2014）年に所有者から高崎市が寄付を受け，まちなかの活動拠点と新たな文化活動拠点として、
「高崎市地域活性化センター」として再スタートしたという歴史のある施設。

ちょうど今は，妖怪特撮映画祭をやっているところだったのだけれど，残念ながら僕が行った日は，休館日だった。