ずいぶんと前から,この地下の巨大な空間に行ってみたいと思っていたのですが,なかなかタイミングが合わず,でも行ってみたい場所には1人でも行ってこようと,夏休みに夏休みらしいことも何もしていなかったので,土曜日の昼過ぎに車で行ってきました。
宇都宮芳賀LRT開業の日でしたが,こことは全く関連はなさそうです。
車以外のアクセスは,ちょっと厳しそうですね。
バスだと,
JR宇都宮駅西口6番乗場から大谷・立岩行きに乗車し約30分。
東武宇都宮駅からは、東武駅前バス停で大谷・立岩行きに乗車し約20分。
入場料は,大人800円。
高くはないけれど,モデルさんと一緒に行って写真を撮ったりするには,別料金が発生します。
坑道へと降りていきます。
地下採掘場跡です。広さは,2万平方メートル,深さは30mにもおよびます。
現在,ここでは大谷石の採石は行われていません。
近くのカネホン採石場では,今でも採石が行われています。
こんなところにも,假屋崎省吾さんの作品が。
良いアクセントになっています。
一番奥の方で,無料で写真撮影とプリントをしてくれるというので,のってみました。
引換券を渡してくれます。
で,入り口まで戻ると印刷が終わっていて,紙のフレームが付いた状態で売り込まれます。
無料でもらえる写真は,ビックリするくらい小さいので,記念にというヒトは買うのかな。
データだけという売り方もあって,300円だったっけかな?
こういう商売って,いつも思うんだけれど,見栄えの良い大きさの写真がすでに印刷されてしまっている状態なので,買わないヒトがたくさんいるだろうから,勿体ないなぁと。
いわゆるSDGsの時流にも逆らっていますよね。なので,データのみの販売という形式が生まれたんだとは思いますが,写真を買わない若い人達の買わない理由はデコってないから…というのもあるのではないかなぁ。
中は,けっこう広いのですが,疲れてしまうほどの広さでも,高低差があるわけではないので,わりと気軽にこの空間を楽しむことができます。
さまざまな発表会,ドラマや映画,PV,MVのロケ地にも使われていますが,展示されている写真も,展示方法も,なんとなく,古さは否めないかな。
そうそう,夏に涼を求めにここに来るのは,正解です
が,
本日の坑内の気温は12℃で,長くいると寒いくらいです。上着を持って入って,正解でした。
さすがに「大谷」の文字が同じだけで,大谷翔平選手の写真を飾っているのは,笑いました。お前は「オオヤ」だろ!
明治村にも移転展示されている旧帝国ホテルに使われた石材が,大谷石でしたね,そういえば。
関東大震災が発生したときに,帝国ホテルは焼け残り,大谷石が耐火耐震に優れていることが立証されました。
なんだかんだ言いつつも,たっぷり楽しんでしまったので,お腹が空いたので,このあたりで退散。
近くに宇都宮発祥の「ステーキ宮」があったので,初めて入ってみました。
玉ねぎベースのソースが奥が深くて,万能,なかなか美味しいお肉でした。今度は,一番美味しかった宮ロースとハンバーグの組み合わせにしてみよう。
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