ニューヨークを歩いていると,外に非常階段が付いている建物を多く見かけます。
わりと古い建物が多いようなので,後付けで,慌てて非常階段が設置された経緯があるようです。
目立たない側面ではなくて,正面にどーんと設置されています。
趣のあるビルに,無骨な非常階段。
ニューヨークで,大火があった崔に,逃げ遅れたヒトが多くいたため,法律化されて非常階段が付くようになったとのこと。
無機質な鉄骨製の階段ですが,なんだか有機的に見えてしまうのも,面白いところ。
非常用なので,外から中に侵入する人がいないように,最後の部分は,地上とつながっていなくて,ハシゴを下ろすしくみになっているようですが,錆びちゃってて,いざっていうときに使えるのかな?って思ったりも。
冷房設備が無い昔には,ここに出て涼んでいたような写真が,IPCの企画展にもありました。
まぁ,僕らがニューヨークとかの非常階段を思い出すというと,映画やドラマのシーンで,主人公が逃げるときに使いますよね,めっちゃアクロバティックに。
あとは,ロマンティックなシーンとか。
スパイダーマンだったら,非常階段が地上とつながってなくても問題なさそうですけれど。
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