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サンタへのクッキーと、山積みのプレゼント。アメリカ流クリスマス・イブの過ごし方

Waiting for Santa Claus

12月24日、クリスマスイブ。日本では「恋人とディナー」や「パーティー」のイメージが強いですが、本場アメリカのイブは、もっと「家族」と「家」に根ざした、魔法のような時間です。

今回は、アメリカの家庭で代々受け継がれている、心温まるイブの過ごし方をご紹介します。

1. ツリーの下に広がる「開かずの山」

12月に入ると、アメリカの家庭ではリビングに大きなクリスマスツリーを飾り、その根元に届いたプレゼントを少しずつ並べていきます。

面白いのは、25日の朝まで絶対に開けてはいけないというルールです。自分の名前が書かれた包みが目の前にあるのに、数日間(ときには数週間!)もお預け。子供たちは箱を振って音を聞いたり、重さを比べたりして、「中身は何だろう?」と想像を膨らませます。

この「待っている時間」こそが、アメリカのクリスマス最大の醍醐味なのです。

2. 深夜のミッション:サンタへのおもてなし

子供たちが寝る直前、必ず行う大切な儀式があります。それが、サンタクロースへの「おやつ」の準備です。

ミルクとジンジャーブレッド: 煙突から入ってくるサンタが疲れないよう、お皿にクッキーと牛乳を用意します。

トナカイにも忘れずに: ソリを引くトナカイたちのために、生のにんじんを置いておく家庭も多いんですよ。

翌朝、クッキーが食べられ、にんじんが かじられているのを見つけた時の子供たちの輝く笑顔は、何にも代えがたいものです。

3. イブの夜は「お揃いのパジャマ」で

アメリカの最近の定番トレンドに「クリスマス・パジャマ」というものがあります。家族全員(ときにはペットの犬まで!)でお揃いのチェック柄やクリスマスモチーフのパジャマを着て、イブの夜を過ごします。

豪華にドレスアップするのではなく、あえてリラックスした格好で、エッグノッグ(卵とミルクの甘い飲み物。これも美味い!)を飲みながらクリスマスの映画を観る。そんな「何気ない家族の団らん」が、アメリカ流の聖なる夜の過ごし方です。

4. 24日の夜は「クリスマスの始まり」

そもそも、なぜ24日の夜にこれほど盛り上がるのでしょうか? 実は、古い暦では「日没」が1日の区切り。つまり、24日の夜はすでにクリスマス当日なのです。

「サンタさんは今、世界のどのあたりを飛んでいるかな?」と、Googleのサンタトラッカー(追跡サイト)をチェックしながら眠りにつく。そんな期待感に満ちた夜が、アメリカのクリスマスイブの正体です。
おわりに

賑やかなパーティーも素敵ですが、今年はアメリカ流に「大切な人と、家で静かにワクワクを分かち合う」そんな過ごし方をしてみてはいかがでしょうか?

ツリーの下にプレゼントを忍ばせて、サンタさんのためにクッキーを1枚。それだけで、いつもの夜が少しだけ特別なものになるはずです。

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