たまには,ネモフィラを撮りに行こうかと出かけたら,最初の写真で,蜜蜂が写り込んでたので,レタッチして,消しました。
でも,この小さな黒い点が,春の陽光を浴びて羽ばたいていた命だったことにふと気がついて,クリックするのを一瞬ためらいました。
いや,蜜蜂がいても,農園らしくていいとは思うので,どちらが正しいとかではないですよね。
どこのネモフィラを撮っても,蜜蜂が写り込んできます。
いやぁ,仕事熱心ですね。さすが,働き蜂。
基本的には,あまり近づいたり触ったりしなければ,人を刺すことはあまり無いはずの蜜蜂です。
が,見るヒトによっては,昆虫というだけで,嫌がるヒトもいるので,
レタッチして,消しちゃいましょう。
どちらがいいですかね,まだ,悩んでいます。
完璧な写真を求めるほど,こうした偶然の産物は『ノイズ』に見えてしまいます。だけれど、そのノイズこそが、その場所、その瞬間の空気を記録している証拠ではないだろうか?なんて考えたりも。
ネモフィラを撮ったつもりが,できあがった写真に,とくに寄りの写真に蜜蜂がいると,やはり,そっちを見ちゃいますよね。
どちらが正解かは分かりません。ただ、このミツバチを消し去ってしまったとき、僕が写したかった『あの日の午後』は、少しだけ嘘になってしまう気がしたのです。
ええ,働き者の蜜蜂たちがいたことは忘れませんよ。

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