ニコンから,待望の,35mm判フルサイズセンサーを搭載するミラーレスデジタル一眼カメラのシステムが発表されました。
ラインナップは,
高解像度タイプの「Z 7」
有効画素数4575万画素とISO 64-25600対応
撮像範囲の水平、垂直約90%をカバーするハイブリッドAF
フォーカスポイント493点
約5.5コマ/秒・最大約9コマ/秒の連続撮影
-4EVの低輝度までAF可能な「ローライトAF」
Quad VGA(約369万ドット)有機ELパネルEVF
マグネシウム合金ボディーで防滴・防塵性能
フルフレーム4K UHD動画対応
カメラ内センサーシフト式VR(約5段分のボディ内手ぶれ補正)
タッチパネル採用のチルト式3.2型約210万ドット画像モニター
XQDカード対応(シングルスロット)
オールラウンダータイプの「Z 6」は,
有効画素数2450万画素,ISO 100~51200対応
ハイブリッドAF
フォーカスポイント273点
最大約12コマ/秒の連続撮影
-4EVの低輝度までAF可能な「ローライトAF」
Quad VGA(約369万ドット)有機ELパネルEVF
マグネシウム合金ボディーで防滴・防塵性能
フルフレーム4K UHD動画対応
カメラ内センサーシフト式VR(約5段分のボディ内手ぶれ補正)
タッチパネル採用のチルト式3.2型約210万ドット画像モニター
XQDカード対応(シングルスロット)
性能的には,ピクチャーコントロールに新搭載された[ミドルレンジシャープ]が解像感と立体感をだいぶ引き上げてくれるようで,気になります。
Z7の撮影サンプルも,見られます。
これまで,デジタルフィルターにはあまり積極的ではなかったニコンですが,今回のZ 7,Z 6には,ドリーム,モーニング,ポップ,サンデー,ソンバー,ドラマ,サイレンス,ブリーチ,メランコリック,ピュア,デニム,トイ,セピア,ブルー,レッド,ピンク,チャコール,グラファイト,バイナリー,カーボンと20種類の[Creative Picture Control]が搭載。
サイズは,Z 6,Z 7とも,
約134×100.5×67.5mm
約675g(バッテリーおよびメモリーカードを含む、ボディーキャップを除く)
ちなみに,ソニーのα9は,約126.9x95.6x63.0mmで約673gと,Zの2機種の方がやや大きくなっています。
レンズマウントは新設計の「Zマウント」。
Zマウントのレンズは,
NIKKOR Z 24-70mm f/4 Sと,NIKKOR Z 35mm f/1.8 S,NIKKOR Z 50mm f/1.8 Sが同時に発表されました。
NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct は,開発発表のみ。
フルサイズのセンサーを搭載したミラーレス一眼は,ソニー(とライカ)だけでしたが,ニコンが参戦することにより,やはり,キヤノンの動きも気になるところ。
Z 7は,9月下旬発売
Z 7(ボディのみ)で,44万円前後
Z 6は,11月下旬発売
Z 6(ボディのみ)で,27万円前後とのこと。
全国7都市で開催される,ニコンファンミーティング 2018で,このフルサイズミラーレス Z に触れることができます。
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