とても上品な「元祖カツカレー」銀座スイス（八重洲地下街「Tokyo Curry Quartet」）

２月２日にオープンした東京駅八重洲地下街の「東京カレーカルテット」

https://mawari.com/blog/2022/01/28/tokyo-curry-quartet/

東京駅の八重洲地下街（ヤエチカ）に新しいエリアがオープンします。「TOKYO CURRY QUARTET」オープンは，２月２日場所は，元，「幸運の仔豚」があった辺り。スシローの隣のエリアになります。準備作業が行われていましたが，外からチラリと眺めることができました。フードコートではなくて，個々の店舗内で飲食ができる様子。スープカレーの「奥芝商店」カレーパンも美味いようですよ。カツカレーの発祥の地ではなかったっけ？「銀座スイス」「ポーク＆ビーフカツ・カレーサンド」も気になります。「銀座スイス」，オープン日に行って...

行列しているようだったら諦めようと覗いてみたら，それほどでも無かったので，少し悩んで，老舗の洋食屋さん「銀座スイス」の新業態のカレー専門店に入ってみました。

銀座スイスといえば，元巨人軍・千葉茂氏の「カレーにカツを寄せてくれ！」の一言で誕生し，日本全国に広がった「カツカレー発祥の地」ということだけは知っていて，まだ銀座の店舗にも行ったことがなかったのだけれど，ここはカレー専門店なので，ド直球ストレートに，オシのメニューとして

「元祖カツカレー」がメニューに載っています。
本店よりも，価格の設定が抑えめになっているのも戦略かもしれません。

老舗の洋食屋さんの雰囲気のあるカトラリー，目の前がキッチンのカウンターに着席。キッチンではオープン日なので腕利きのシェフたちが忙しそうに料理を作っています。
この緊張感もなかなかいいですね。

ほどなく「元祖カツカレー」が出てきました。

第一印象は，「あれ？小さい」
実際に食べてみるとボリュームが少ないことはないのですけれど，僕の期待値が高かったのかもしれません。

ご飯の上に揚げたて熱々のカツが載せられて，その上から，カツに合わせたカレーソースがたっぷりかけられています。
カレーソースには，挽肉が入っていてキーマカレーっぽい食感で，スパイシーだけれどそこまでホットではない辛さ。
小麦粉を使わずにとろみを出し，すりおろした野菜を煮込んだカルカッタ風カレーソースとのこと。
なかなか上品な仕上がりです。
付け合わせは，赤い福神漬けのみ。シンプルですが，奥の深い味わいのカツカレーです。