千葉市中央区にある,千葉氏ゆかりの千葉神社の夏の例祭「妙見大祭」が,8月16日より始まりました。
今年で897回。誰が数えたんでしょうね。脈々と受け継がれて,10〜20世代くらいは続いているのかも。
妙見大祭は,平安末期の1127年から一度も途切れたことのない伝統行事です。大祭は北斗七星信仰にちなんで7日間続きます。
こちらは千葉神社の本殿。
妙見さまのお祭りの一週間「何か一言願いをかければ,その願いが達成される」そうです。
なので,この一週間続くお祭りの期間は,別名「一言妙見大祭(ひとことみょうけんたいさい)」とも呼ばれています。
僕の周りがなかなか落ち着きを見せないので,「穏やかにくらせますように」とお願いをしてきました。
達成されますように。
「妙見」は,北極星または北斗七星を神格化したもの。千葉では,千葉神社のことを「妙見さま」とも呼んでいます。
8月16日にお神輿が「宮出し」で神社を出て,亥鼻山の麓の御仮屋に一週間逗留し,「妙見大祭」の最終日である8月22日に,再び神社へと戻ってきます。
2020年からの3年間は,新型コロナウイルスのまん延で,声出し,掛け声,お囃子が制限されていましたが,やっと解禁。
御神輿は,
市場町の御仮屋に鎮座・逗留していました。
なるほど,この場所は,このためのものだったかと,1人納得。
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