牛丼ファストフード店の鰻を昨年は比べたけれど,せっかくの牛丼店なので,今年は「うな牛(各社呼び名は違うけれどとりあえずこう呼ぶ)」を,食べ比べてみた。
まずは,すき家の「うな牛」
普通の「うな牛」の他に,「特盛り」のバリエーションまである。
ふっくら柔らかで美味しいのだけれど,ちょっと柔らかすぎ。
味付けも優しすぎて,なんだかあまりこちらに響いてこない,うな牛の豪華版なのに。
石原さとみが,あんなに美味しそうに,口の中いっぱいにして頬張って,ほっぺた膨らませて食べているのに。
牛と一緒に食べた時のバランスももう一工夫ほしいな。
特盛りにしちゃったので文句は言えないけれど,ごはんの量は,この8割ぐらいでちょうどいいかも。
続いて,牛丼と鰻をセットにしている「なか卯」
なか卯は,上品で,お重に入って出てくる。
「牛うな重」1,190円
こちらは,特盛りやダブルの設定はなくて,もうこのサイズのみ。あ,ごはんは大盛りにできる。
鰻だけなら,特盛りや豪快盛りなんてものもある。
せっかくなので,「牛うな重」にサラダと冷やしはいからうどんのセットにしてみた。
鰻そのものも,ふっくら控え目な味付けで美味しく焼き上がっている。
ちょうど「牛すき丼」をやっているので,その具がはいっているのだろうか,牛の肉も1枚がちょっと大きめで,それ以外にゴボウや焼いたネギまで入っていて,具だくさんで意外と豪華。
味わって食べることができた。
で,最後は,「松屋」のうな牛
ネーミングもすごい。
「うなぎコンボ牛めしダブル」
うなぎにお新香,鰻専門店なら普通だけれど,牛丼チェーンでこれを付けてくるのは,ちょっと気が利いている。
ドンブリ飯で,この量なので,もうガツガツいくしかないのだけれど,案外,鰻も美味しい。
外は比較的パリッと中はふんわりトロッと柔らかな焼き上がりで,
う,美味い,これは,口の中で牛と鰻が出会うことを前提に設計された味のバランスなのではないかと思えるほど。
というわけで,読んでいて伝わったかもしれないけれど,
2024年の「うな牛」の個人的なランキングは,
第3位 すき家
第2位 なか卯
第1位 松屋
これ,昨年の「鰻」と同じ順位だね,僕の好みも出ているかもしれず,もうすぐ土用の丑の日なので,「う」なぎだけでなく「う」しも,ぜひ。
ごちそうさまでした。
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