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2025年の牛丼チェーン,ファミレスの鰻食べ比べランキング

なか卯 うなぎあいがけ親子丼
2025年の土用の丑の日をめがけて勢揃いした,ファーストフード,ファミリーレストラン各社の鰻丼,うな牛,鰻重を食べて比較してみました。

2024年のランキングは,こちら↓

まずは,なか卯 うなぎあいがけ親子丼

なか卯 うなぎあいがけ親子丼
なか卯の2025年は,「鰻」と「牛」の組み合わせの丼は,ありません。
合わせてきたのは,「親子丼」。

なか卯 うなぎあいがけ親子丼
で,とろっとろの卵の親子丼と鰻が,果たして合うのだろうか…と思ったら,なか卯の親子丼は,割り下が美味しくて,親子丼の軟らかい鶏肉とも食感がよく合います。
ただ,分量的に,やはりこれは「親子丼」だなと思います。ちょっと贅沢仕様の,うなぎがオマケな「丼」。いや,悪くないです,とても美味しくかき込んでしまいました。

ガスト うな重(お吸い物・漬物付き)
続いては,ガストは,鰻のみの直球勝負の「うな重」

ガスト うな重(お吸い物・漬物付き)
鰻が,炭火と直火の四度焼きで,皮のハリのある食感と内側のフワッとした食感で,思った以上にちゃんとしていました。熱々ご飯も嬉しい。

ガスト うな重(お吸い物・漬物付き)
で,さらに嬉しいのは,
ガスト うな重(お吸い物・漬物付き)
タレが追加で付いてくること。
ご飯が,進む,進む。

松のや うなかつ丼
続いては,とんかつの「松のや」の「うなかつ丼」

松のや うなかつ丼
鰻と,

松のや うなかつ丼
ロースカツを合わせたのですが,カツには,ソースがかかっていないので,全体としての統一感がありません。
タレが鰻にしかかかっていないので,それなら「鰻」と「カツ」,別々に食べてもいいじゃない?ってくらい,なんだかもったいない鰻の使い方です。

松のや うなかつ丼
鰻は,松屋でも出しているのと,同じ鰻なのかな。ぜひ,来シーズンは,鰻と相性の良い味付けや仕上げを考えてほしいと思います。

かつや うなぎの蒲焼き倍盛りとロースカツの合い盛り丼
それに対して,「かつや」の回答は,こちら。「うなぎの蒲焼き倍盛りとロースカツの合い盛り」
普通盛りも選べますが,せっかくなので「倍盛り」を選んでみました。

かつや うなぎの蒲焼き倍盛りとロースカツの合い盛り丼
こちらは,カツが細かく切られています。
カツと鰻の食感は,全く違うので,合わせたときの違和感をなるべく無くすための工夫だと思います。

かつや うなぎの蒲焼き倍盛りとロースカツの合い盛り丼
タレは全体にかかっているので,カツだけ別にソースをかけなくても済むのも,よく考えられたコンビネーションだと思います。
「松のや」と「かつや」では,「かつや」の方に,一日の長たるところを感じさせられました。
「丼」であることも忘れず,かき込んで食べたいという願いにもちゃんと応えてくれています。

ところが,
からやま 鰻からたま丼
「かつや」と同じ親会社アークランドサービスの「からやま」からは,「鰻からたま丼」が出ていましたが,
こちらは,うな玉丼に「カリッともも」唐揚げが2個乗っています。

鰻からたま丼
うなぎの蒲焼きは,厚みもあって柔らかすぎず,美味しいのですが,「カリッともも」の唐揚げが,「カリッ」としているぶん,うなぎの食感と喧嘩してしまいます。
ここは,かつやでやっていたような,唐揚げの細切りにしたほうが,全体の食感を邪魔せず,かきこめるようになるのではないかと思ったのですが,余計なお世話でしょうか。
で,唐揚げも「カラットもも」ではなくて「ジューシーもも丸」が,合うのではないかと。でなければ,うな玉丼のメニューはない(これもちょっと惜しい)ので,「鰻丼」を頼んで,せっかくの「からやま」なので別口で唐揚げを追加注文するのが,正解かもしれません。

すき家 うな牛
コンビネーションといえば,「うな牛」の「すきや」です。
すき家のうな牛は,もう,
石原さとみ すき家のうな牛
石原さとみが美味しそうに食べているのを見せられたら,もう,これ以上尊いことはありません。

すき家 うな牛
牛丼の具と鰻の組み合わせ,安定感があります。
鰻も,1枚,どーんとした大きさのものが乗ってきます。
さらに牛丼でも可能なカスタマイズとして,この「うな牛」でも「つゆだく」と「ねぎだく」のカスタマイズができます。
ご飯の量も調節できます。

松屋 トリプルうなぎコンボ牛めし
松屋は,「うな牛」とは呼ばずに「うなぎコンボ牛めし」と呼んでいます。
まぁ,牛丼のチェーンは,牛丼で勝負してますから,鰻の方が牛丼に合わせに行くのがセオリーだとは思います。
ちょっとがんばって,「トリプル」仕様にしてみました。

松屋 トリプルうなぎコンボ牛めし
ですが,ちょっとやり過ぎちゃった感があります。牛丼の具の量は変わらないので,バランスが,ね。

松屋 トリプルうなぎコンボ牛めし
去年の松屋の「うな牛」の鰻は,とても良いものを使っていたように思うのですが,今年の鰻は,ちょっとピンと来ません。
皮も身も軟らかくて,鰻のメリハリ感がなくなりました。さらに,去年は,漬物が付いてきて,ちょっとお得感というか雰囲気があったのに,今年はなくなりました。
で,山椒が,鰻トリプルな分,3袋付いてくるのですが,鰻に山椒って,要ります?美味しい鰻だったら,要らないと思っているのですが,美味しくない鰻には,山椒が必要な時があります。が,
松屋 トリプルうなぎコンボ牛めし
山椒の立ち位置としては,鰻を邪魔しないこと。だと思うのですが,今年の末やの「うなぎコンボ牛めし」の山椒は,「痺れ」と「辛さ」が効きすぎて,鰻の味と風味がすっかり飛んでしまって,ちょっとツラかったな。いや,ダブルにしておけば良かったのかもしれないけれど。ここのところ数年,松屋のウナギは,美味しかっただけに,ちょっと残念です。
松屋 トリプルうなぎコンボ牛めし
ウナギをたくさんと,牛丼の具をいっぺんに食べられる,この贅沢というか,背徳感というか,この辺りは叶えられたので,良しとします。

吉野家 鰻重牛小鉢セット
吉野家は,「鰻重」が基本で,これに牛小鉢がついたセットが用意されています。二枚盛りを頼んでみました。
牛丼チェーンは,ウナギと牛丼が合わさったときに感じる満足感というか,ワンランク上の牛丼以上の美味しさが発揮できないと,わざわざ高いお金を払って牛と鰻を合わせた意味がありません。その点,吉野家は,お好みで「鰻」に牛丼をプラスできますよというスタンス。なんとなく余裕を感じます。
ブレがあるのかもしれませんが,お新香も心なしか,大量に付いてきました。鰻重には,口直しのお新香,必要だと思います。
ふっくら焼き上がった大判の鰻,美味しかったです。

今年は,鰻が例年に比べてやや豊漁のようで,いろいろとバラエティのある鰻を楽しむことができました。
ファミレスや牛丼チェーンで扱っている鰻は,その場で焼いている専門店の鰻には到底かなわないのはわかった上で,いつものお店で,土用の丑の日にちょっと贅沢してみようかというニーズに応えられるかどうかなので,それぞれのお店の得意技と合わせるのも1つの回答だと思います。成功してたなと思うのは,「かつや」と「なか卯」です。この組み合わせも,鰻単体で食べるよりもしかしたら美味しいかもと思わせる商品でした。

鰻単体で美味しかったと思うのは,「ガスト」。ちょっと意外でした。かなり他社製品も研究した上で,これを出してきたんだなと本気度を思わせる商品です。

なので,個人的な2025年の大手チェーンの鰻商品ランキングは,

1位 ガスト
2位 なか卯
3位 かつや
4位 吉野家,すき家
5位 からやま
6位 まつのや
7位 松屋

となりました。
参考になりましたら,嬉しいです。
暑い夏を,鰻を食べて乗り切りましょう!

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