6月27日に,東京都議会で,罰則付きの受動喫煙防止条例が賛成多数で成立しました。
国会で審議中の健康増進法改正案よりも厳しい規制(というか健康増進法がゆるすぎる)で,従業員を雇う飲食店は店舗面積にかかわらず原則屋内禁煙となります。この条例は,2020年4月に全面施行されます。
現在,都内の飲食店の約84%に当たる約13万軒が従業員を雇用しているので,乱暴なところは「雇い止め」でたばこを吸える状態を維持するかもしれませんが,科料5万円とはいえ罰則付きなので,8割方の飲食店では喫煙できなくなると思われます。
これで,お店に入ってから,「しまった!」と思うことがなくなるかと思うと,気持ち的にはだいぶ楽です。
また,喫煙されている方には,これを機に,禁煙の世界に戻って,少しでも健康に近づいてみてはいかがでしょう?
たばこを吸っている人に,喫煙の害や,受動喫煙の被害について諭しても無駄。
だって,タバコにだまされちゃっているわけなんですから(←これ言って何度も人間関係切れたことがあります)。
「わかっちゃいるけどやめられない」状態。別に人間性がどうのという問題でもありません。
この条例により,煙い場所が少なくなることで,たばこを吸わない人が健康な環境を取り戻せるというわけで,小池都政になってから,初めてまともな仕事がまとまったなと思います。
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