うっかりフォトグラファーのHAMACHI!(@HAMACHI)です。
「料理を美味しく綺麗に撮影するためのレッスン30」と題して,30日間で,料理写真を撮るときに,どんなことを考えて,何を実行しているかをまとめています。最後まで無料で読めます。
初回は,こちらから,
第25回目は,「スマホで十分?」でした。
第26回目は,
26.「撮ったら確認」です。
デジタル一眼レフカメラを使っていると,ついやってしまいがちなのですが,撮影に夢中になるあまり,撮った画像の確認をすっ飛ばして,後で見直して青くなる…。
誰でも,そんな経験,わりとあるのではないかと。
フィルムカメラの時代だと,気がつくのがずっと後で取り返しの付かないことになるのですが,デジタルの時代なので,撮った画像はその場で確認するクセをつけましょう。とくに料理は,食べたら,形を留めないし,なくなってしまいます。
料理の撮影は,静物写真のように思えるかもしれませんが,けっこう時間とともに変化していくものなので,旬の状態で「すぐ撮って,すぐ食べる」と,確認が後まわしになりがち。
カメラの「再生ボタン【▶】」を押すと,今撮った写真が表示されます。必要があれば,そこからさらに拡大して,ブレがないか,ボケてないか,色は見た目とかけ離れていないか,よけいなものは写り込んでいないかなど,簡単に確認しておきましょう。また,カメラの再生メニューの中にある[撮影直後の画像確認]を[する]に設定すると,撮影後,毎回,数秒,撮影した画像が表示されるようになります。
【対応策】
ブレ→しっかり構える
ボケ→ピントを合わせる
色→ホワイトバランス
写り込み→お手拭きは入れない
ミラーレスやコンパクトデジタルカメラ,スマホだと,撮影時にも,被写体が背面液晶モニターに表示されるので,比較的,失敗写真には早く気がつけるのですが,モニターに映っている画像とシャッターボタンを押したときに記録される画像にズレがあることもあるので,失敗にすぐ気がつくように,写真を撮ったら画像を見直して確認するクセをつけましょう。保険のために数カット撮っておくのも効果的ですが,そもそもの設定が間違っていると失敗写真が量産されるだけです。
「失敗写真」はその場で「削除」してしまうと,さらに傷口を拡げてしまうこともあるので,その場での削除はやめておきましょう。もしかしたら「使える写真」かもしれません。
「撮ったら確認」しましょう。
27回目のレッスンに続きます。
ブログやTwitter,Facebookの写真を,もうちょっといい写真にしたいなと思っている方に,その方に合った撮影の仕方,カメラの使い方などをアドバイスしつつ,写真が楽しく上手になっていく一対一のレッスンや,レストランなどの店舗でのシズル感のある料理,こだわりの外観・内観,にこやかなスタッフ撮影もお仕事として承ります。
これまでHAMACHI!が撮った料理写真をご覧になりたい方は,Flickrで見られます。お気軽に,Twitter,Instagram,Google +など,お仕事のご依頼は,SNSからのDMでお受けします。フォローや「いいね」をいただけたら,嬉しいです。ポジティブなコメントや感想は,飛び上がって喜びます。
どうぞよろしくお願いいたします。
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