晴海客船ターミナルが年末には解体されるのではないかと聞いて,観られなくなる前にと,のこのこ散歩しに行ってきた。
豊海の島から,晴海の島へは,新しい朝潮小橋を通った。
このあたりの景色もすっかり変わったね。
東京オリンピック・パラリンピックの選手村だったところ。立ち入り禁止になっている。
東京を代表する「映える」スポットだったのだが,これも,あと少しで見られないと思うと,残念だ。
設計者は,ポストモダン建築の代表的な建築家である竹山実
ここへは,何度も来ているはずなのだけれど,この伊原通夫作の「風媒銀乱」は,ちゃんと撮った記憶がない。
撮り納めのつもりで,何度もシャッターを切った。
レインボーブリッジができたことで,大型客船がこの下を通れなくなったので,新しい埠頭が有明にできたため,晴海埠頭は使われなくなり,さらに老朽化も加わって,この晴海客船ターミナルが閉鎖されるという,なんだかちょっと残念な理由。見た目の老朽化はあまり感じませんでした。
ただ,実際問題,ここにいる人は,埠頭についた船を使う人ではなくて,ほぼ撮影か観光に来た人だけで,閑散としてしまっています。オリンピックも終わって,「映える」場所としての使命も終わったというところなのでしょうか。
閉鎖が決まっている今でも,十分以上にカッコイイ場所だと思うよ。
そうそう,晴海客船ターミナルに来たら,ここまでくるヒトは少なそうですが,
展望フロアにも,ぜひ。
人がいないので,怖いくらいの未来感のある廃墟のようにも見える。
ルーフトップなので,吹き抜ける風が気持ちいいな。で,このギャップ。
残された時間はあまりないのかも知れません。
今,ここに来ようと思ったら,東京駅丸ノ内南口からの都バス「都05-1系統」,あるいは錦糸町駅から出ている都バス「錦13甲系統」の「晴海埠頭」行きが便利。
最寄り駅は,大江戸線の勝どき駅で,その気になれば,歩ける距離。僕も歩いたので。
ただ,撮影を終えて夜になると,まわりが真っ暗なので,明るいうちに晴海客船ターミナルに着いておいて,帰りは来たルートを辿るようにするのがいいかも。もしくは,前述のバスで駅まで連れて行ってもらうか,もしくは駐車場もあるので,車でのアクセスもできるけれど,このエリア,選手村の閉鎖に伴って,地図がちょっと役に立たなくなっているので,ご注意を。
2021年11月28日に首都圏で新たに確認された感染者数
茨城:0名
栃木:0名
群馬:1名
東京:9名
埼玉:3名
千葉:0名
神奈川:7名
静岡:0名
全国:73名
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