RRR，観てきた。

「バーフバリ」は，観ていないのですが，なんだかこの映画の話題をよく見聞きするようになったので，たぶん面白いのだろうと思い，観てきました。

感想
「濃いっ！」

3時間の映画ですから，濃くないと途中でお客さん飽きちゃいますものね。
「インターミッション」と文字では出てくるので，たぶん映画館によっては，第1幕，第2幕に分けて上映するところもあるんだろうね。長さはあまり感じませんでした。「濃い」映画なのであっという間です。タイトルの「RRR」は，「Rise（蜂起）」「Roar（咆哮）」「Revolt（反乱）」の頭文字をとっているのだけれど，説明は一切ありません。Fire, Water, Friendの「RRR」なのかと思ったくらい。

予習も何もせずに観に行きましたが，登場人物がインド人と英国人で，インド人の見分けが難しくて，始まって30分で，みんなアゴヒゲ生やしてるし誰が誰なのか判別するのが難しくなりました。
なので，これからこの映画を初めて観るヒトは，基本的な登場人物だけは予習して把握しておいた方が良いかも。

1920年代のデリーを舞台に，実在のインド独立運動指導者コムラム・ビームとアッルーリ・シータラーマ・ラージュを主人公としたフィクション映画です。この2人が歴史上に登場する以前の空白の時代を舞台にし，実際には出会っていなかった2人が，当時イギリス領だったインド帝国に戦いを挑む姿を描いているアクション映画です。

ラーム・チャランがラージュ役，ラーマ・ラオ・ジュニアがビーム役を演じています。2人ともダンスの切れがすごい！ダンスバトル，すごい！トラのCGがすごい！道ばたに生えている薬草すごい！（語彙
いろいろな映画の影響も受けているかなとは思います。たとえば，「ランボー」とか，けっこう暴力シーンが多めなので，苦手なヒトはご注意を。

シータ役のアーリヤー・バットと，ジェニファー（ジェニー）役のオリヴィア・モリスがとても美人さんなので，もっと見ていたかった。出番が少ないのが残念だけれど，これ以上長尺になるわけにはいかない事情もありそうです。