松屋で「鶏肉飯」食べ比べ

魯肉飯が好きなので，でも松屋の魯肉飯は，ちょっと違ったけれど，今回は，鶏肉飯（ジーローハン）だっていうから，頼んでみた。

あれ？こんなんだっけ？とは一瞬思ったけれど，さっそくパクついてみる。

やっぱり，これ，どう見ても，食べてみても，松屋の焼き牛肉だよね？
鶏肉飯に，牛肉，しかも焼いたヤツ入ってたっけ？

食べ進めながらも，スマホで，松屋のホームページの「鶏肉飯」を検索，画像と，自分が食べているモノとを見比べる。
やはり，どうも違うみたいだと確信したので，食べかけだったけれど，キッチンのカウンターにそのまま丼を持っていって「すみませ〜ん」とスタッフさんに声をかけた。

「これ，鶏肉飯ではないですよね？」
間髪入れず
「はい，違います。作り直すので待って頂いてもよろしいですか？」
間髪入れずだったので，自分が間違ったものお客に出してしまっていたことがわかっていたみたい。
だったら，なぜ，わかった時点で声をかけない？

たぶん，ミスが発覚するのを恐れたのかもしれないが，
じゃぁ，自分が今食べていたのはなんだろう？と新しく本物の「鶏肉飯」が来るまで，また検索してみた。

どうやら，コレ

らしい。「牛焼ビビン丼」
自分のオーダーしたものもネットからの注文なので，見直してみたけれどやはり注文したのは「鶏肉飯」だった。

「鶏肉飯」と「牛焼ビビン丼」を間違えるほど，そんなに似ているものなのか，MicrosoftのBingで，AIのOpenAIのChat GPT-4を使って調べてもらった。

ChatGPT-4の回答は，こうだ。
噛み応えのある「牛焼ビビン丼」に対して，リズム良く嚙みきれる「鶏肉飯」。どちらも美味しいと。
いや，そんなことは聞いてない。
が，たしかに「違いについて」の回答ではある。

そんなことを考えながら，「鶏肉飯」と間違った「牛焼ビビン丼」を食べるのを一時止めて，しばらく待っていると，
本物の松屋の「鶏肉飯」を，スタッフさんが持ってきた。

おかれている食材は，キムチもあるし，ネギもあるし，定位置は違うけれど半熟卵もあるから，思い込んでしまうとそんなミスも発生するのかもしれないとは思った。
でも，もう一つ，スタッフさんが，間違えて出してしまったのに黙っていた理由が，ふと，ひらめいた。
「差額」だ。
鶏肉飯と間違って出してしまった「牛焼ビビン丼」は，590円。対して「鶏肉飯」は630円。
40円の差額が発生するため，金銭的なトラブルにつながるか，レジを締めるときに返金すると面倒なことになるか，そんなことを考えたのではないだろうか。

で，僕は，一応スタッフさんに，「食べかけちゃったこっちは，どうしますか？」と聞いたところ，お好きなようにとまた逃げようとしたので，でもこれ以上追いかけてもしかたがないし，SDGsの時代なので，スタッフさんに食べかけの丼を渡してフードロスを発生させるのも心苦しかったので，食べましたよ，鶏肉飯も，牛焼ビビン丼も。お米一粒も残さずに。

松屋の鶏肉飯は，
カロリー／797kcal
たんぱく質／31.4g
脂質／27.8g
炭水化物／99.1g
食塩相当量／6g

牛焼ビビン丼は，
カロリー／811kcal
たんぱく質／27.4g
脂質／31.6g
炭水化物／99.8g
食塩相当量／5.1g

よし，タンパク質，約58g摂ったぞ！
って，カロリー1600kcal超えだし，塩分は約二日分…
勿体ないとは思いつつも，ご飯ぐらいは残した方が良かったかな，ちょっと反省。

で，松屋の「鶏肉飯」と，「牛焼ビビン丼」の食べ比べは，リズム良く細切り鶏肉が嚙みきれる「鶏肉飯」に軍配があがりました。
美味しかったので，よしとします。

明日は水飲んで，歩くぞ。