写真家の鹿野貴司さんの写真展「「煩悩の欠片を燃やして菩提の山へ走れ」を観に行ったときは,まさか自分がこの身延山久遠寺に行くことになろうとは思いもしなかったのですが,RICOH GRの全国行脚イベント「GR meet 47山梨県」で,身延山に,ついに来てしまいました。
せっかくなので,40mm画角のRICOH GR IIIxと専用テレコン「テレコンバージョンレンズ [GT-2]」を貸し出していただき,自分の28mm画角のRICOH GR IIIは,このイベント中はほぼ封印して,RICOH GR IIIxを堪能しました。
RICOH GR IIIx デジタルカメラ 【焦点距離 40mm / 24.2M APS-Cサイズ大型CMOSセンサー搭載/最強のスナップシュータ― / 約0.8秒 高速起動/高速ハイブリッドAF/高解像・高コントラスト GRレンズ / 3軸・4段 手ぶれ補正機構 SR】(Amazon)
RICOH テレコンバージョンレンズ GT-2 【対応機種: RICOH GR IIIx 】【1.5倍テレコンバージョンレンズ】【50㎜クロップ時に75mm相当の焦点距離を実現】【レンズアダプター GA-2(別売)を装着時に使用】(Amazon)
RICOH レンズアダプター GA-2 【対応機種: RICOH GR IIIx/テレコンバージョンレンズ GT-2装着時に使用するアダプター / 49㎜フィルターを装着可能/GT-2を自動検知・クロップ、手ぶれ補正を最適化】(Amazon)
GR meet 47 山梨の会場は,まさに日蓮宗身延山宿院 武井坊です。
七面山で開催されているトレイルランレース『身延山 七面山 修行走』。この大会の企画者でもある小松祐嗣住職の宿坊です。
身延山までの行き方は,こちらから
このイベントのゲストは,もちろん鹿野貴司さんですが,事前に細かな地図なども作成,前日にゆるっとライブ配信もあったりと,ゲストではなくてほぼホスト。
スタッフの皆さん,鹿野貴司さん,小松さん,お世話になりました。ありがとうございます。
微に入り細に入る説明とガイドを受け,簡単なGRの使い方も教えて頂き,お借りしたRICOH GR IIIxも,自分のiPhoneに写真を転送できるようにBluetoothでペアリングを済ませました。
この記事の写真は,すべてRICOH GR IIIxで撮影したものです。
日蓮宗の総本山久遠寺。日本3大山門のひとつと言われる身延山久遠寺の「三門」
79世日慈上人の筆による「身延山」の扁額がかけられています。
山門ではなくて三門なのは,「空・無相・無願」を現しているからとのこと。
三門の仁王様は健脚の守り神としても知られるので,わらじが奉納されています。
三門から本堂へと続く287段の心臓破りの石段「菩提梯」です。
階段に名前が付いているのも,スゴイですね。
登り切れば涅槃に達するという意味だそうです。え?死んじゃうの?
「菩提梯」は,南無妙法蓮華経の7字になぞらえ,7区画に分けられていますが,それぞれの踊り場までたどり着くのもツラいほど,一段一段の高さがあって,もう,腿がパンパン。
「菩提梯」の総距離は350m、獲得標高は100mです。
まわりは濃い緑に囲まれて,森林浴…なんて言ってられないくらい,石段がキツいです。
振り返ると,怖いくらいの急な石段です。しっかり手すりに掴まって。
迂回路もあるには,あります。こちらは「男坂」の分かれ道。
実は,身延山久遠寺は,2009年に斜行エレベーターやバリアフリーカート道を整備したバリアフリー寺院でもあります。
なので,ツラい思いをしなくても,境内に上がる手段もありますが,
でも,御利益のため,休み休み,石段を登ります。心臓がバクバクしてます。
そして,278段の「菩提梯」を登り切ると,凛とした身延山久遠寺の本堂がお出ましに。
ここが「涅槃」か…
五重塔は,明治8年の大火による焼失より,2009年5月に,134年ぶりによみがえった宝塔です。
木材は全て国産を使用し,設計から工法にいたるまで,400年前に建てられた元和の塔を復元・再建したものです。
五重塔の再建と同時に,附帯事業の一つとして,西谷せいしん駐車場から境内へと階段を使わずに登ることができる斜行エレベーターやバリアフリーカート道も整備されました。
次は,エレベータを使おう(こっそり)。
お天気にも恵まれ,広くて綺麗な境内を,写真をとりながらのんびりと散策します。
少し長くなるので,<続く>
2022年8月31日に首都圏で新たに確認された感染者数
栃木:1,762名
群馬:2,193名
茨城:3,344名
埼玉:8,176名
東京:15,428名
千葉:6,377名
神奈川:6,367名
静岡:4,895名
全国 169,800名
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