たまには,外食でお雑煮を食べてみたいなと思って,検索してみたら,新橋に香川県と愛媛県の特産品を扱うアンテナショップ「香川・愛媛せとうち旬彩館」があって,そこの2階に
郷土・せとうち料理 かおりひめというレストランで,香川と愛媛のお雑煮が食べられることがわかったので,行ってみました。
お正月の特別メニューとして,このお店では毎年,香川と愛媛のお雑煮を食べられるようにしているようです。
頼んだのは,香川県のお雑煮。
白味噌の汁にあん餅が入ったお雑煮
と
押し抜き寿司のセットで食べさせてもらえます。
で,あんこの入ったお餅がお雑煮に入っているなんて,どんなものだろうと思ったら,お雑煮の汁の部分も甘みのある白味噌で,あんこ入りのお餅がまさに「甘塩っぱい」旨味を感じさせる,それはそれは美味しいものでした。これ,それぞれの家で作るのは,けっこう大変なのでは?
似ているものがあるとしたら,お汁粉に近いかもしれません。と思ったら,香川県のお汁粉って,どんなのだろ?って気になりだしちゃいました。丸餅の他には,絹さや,ニンジン,大根などで,ほっこり。毎年,この香川のお雑煮目当てで来るお客さんも多いみたいで,隣のテーブルのお客さんも香川のお雑煮を頼んでました。愛媛のお雑煮が,ちょっとだけ不憫に…。
江戸時代に讃岐にもサトウキビと精糖法が伝わり,ある程度裕福な家庭は,贅沢品のお砂糖をお雑煮に使うことで,甘みを楽しむとともに富の象徴も意識(見せびらかす)できるものとなったらしいですね。「うだつ」は徳島だけれど,四国はちょっとそういう面白い文化があったのかもしれませんね。
押し抜き寿司は,お寿司なので,白味噌のお雑煮で口の中も甘塩っぱくなったところを,さっぱりとリセットしてくれるような役割なのかな。
ボリューム的にも,これがあると,けっこう満足できる量になります。愛媛のお雑煮のセットでは,この押し抜き寿司のお米を「ポンジュース」で炊いたものらしいので,それはそれで,かなり気になりましたが,さすがにお雑煮二杯食べるのは,ためらわれたので,いつか機会があれば,また。
香川と愛媛のお雑煮は,1月15日までだそうです。なので,本日(令和4年1月15日(土))最終日ですよ。
2023年も,1月4日(水)から15日(日)の間,せとうち旬彩館2階「かおりひめ」で,恒例のあん餅雑煮,年明けうどんを提供するようですよ。
2022年1月14日に首都圏で新たに確認された感染者数
栃木:199名
群馬:255名
茨城:249名
埼玉:955名
東京:4,051名
千葉:916名
神奈川:1,155名
静岡:516名
全国:22,045名
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